持続可能な社会の実現をめざして、2015年にEU(欧州連合)で新しい経済システムを表す言葉が掲げられました。「サーキュラーエコノミー」です。廃棄物をなくし、資源を循環させることを意味する経済システムで、日立グループは今、現実のものとするために研究開発を重ねています。
その研究開発を進めているのが、日立ヨーロッパのエンジニア、クリスティーナ・ヴェラ(Cristina Vera)さんです(所属は2023年10月取材時点)。
子どものころから地球環境を意識してきた彼女にとって、この研究に携わるのは「本当に嬉しいことだった」といいます。サーキュラーエコノミーとは何か。それを実現するためのプロジェクトとは。そして彼女の思いは――。クリスティーナさんに、聞きました。