デジタルツインやメタバースなどの技術を活用して実空間と情報空間をつなぎ、人とロボットが共通認識を持つためのデジタルツインの基盤として「コモングラウンド」の概念が注目されています。人とロボットがリアルタイムかつシームレスにコミュニケーションできるようなった未来における、両者にとっての良好な関係性やそこで立ち現れる社会問題への対処はどのようになってゆくでしょうか。今回は、多摩美術大学 情報デザイン学科情報デザインコースのメディアデザインゼミ「空間と知覚のメディアデザイン」の講義として、情報デザイン学科 専任講師の高見真平さんと非常勤講師のsabakichiさん、日立製作所 研究開発グループの、主任デザイナー 坂東淳子と研究者の下林秀輝が、「デジタルツインやメタバースがあたりまえになった未来における人/ロボット/空間の豊かなコミュニケーションのあり方」について議論しました。