日立はこの度、ServiceNow Japan合同会社(以下、ServiceNow)の協力のもと、大阪市の予算編成システムの構築を開始しました。本システムは、2024年7月よりServiceNowが提供するクラウドプラットフォーム上での稼働開始を予定しており、予算編成業務全般のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援します。
大阪市の予算編成業務は、各部署で表計算ソフト等により作成した資料を紙やメールでやりとりし、それらを取りまとめるなど、アナログ運用のため職員の業務負荷が高いものとなっています。
そこで日立は、予算編成関連業務に係る「登録・確認・承認・管理」といった一連の業務フローをシステム上で整流化し、従来個別に部署間で行われていたファイル授受やメールでのやり取りを、クラウドプラットフォームで一元化することで、行政サービスの向上・業務効率化などをサポートします。
また、ServiceNowのローコードプラットフォーム*1の特徴を活かし、システムやデータ項目変更に対する柔軟性・迅速性を持つことで、予算編成プロセスの柔軟な変更に対応していきます。
*1ローコードプラットフォーム:ドラッグ&ドロップによるGUI操作を中心として、プログラミング言語の知識に依存せずにアプリケーションの作成を行うことができるプラットフォーム
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