西鉄と日立はデジタル技術を活用し、企業の手軽なテナント出店とお客さまの快適な購買体験を実現するデジタルポップアップストアサービスのプレ運用を開始

本サービスの構成ソリューション

・AIアバター※1
AIアバターを活用した接客用サイネージソリューション。
アバターの質問に複数答えるだけでオススメの商品をレコメンド(多言語対応)。生成AIを活用した対話、サイネージに接続されたAIカメラを活用した性別、年代判断に基づく商品レコメンドを実施。

・スマート商品棚
人感センサーを活用したスマート商品棚。商品に手をかざすとセンサーが反応し、上部のサイネージに商品紹介を表示。手伸ばしデータを取得し、購買前のお客さまの行動データを分析可能。

・リモート接客※2
オンラインで相談や手続きを可能にするリモート窓口サービス。本取り組みにおいては、お客さまと店員の表情および、手元の商品、パンフレットなどを見せ合いながらの接客が可能。

・施設環境可視化※2
IoTセンサーを活用した施設環境の可視化サービス。お客さまが館内の混雑度をリアルタイムにチェックできる他、計測される換気の状況、温度、湿度などから快適な施設環境の可視化が可能。

※1：AIアバターの多言語対応機能・生成AI機能・AIカメラは、雑貨館インキューブ天神店では対応していない。
※2 : リモート接客と施設環境可視化は、雑貨館インキューブ天神店での提供は行っていない。

出店予定テナント一覧※3

※3：1は常時取り扱いあり、2～5は今回のプレ運用期間のみ出店する限定ショップ。
※4：各テナントの出店期間など詳細については、ソラリアプラザHPで随時お知らせする。

両社がめざす姿と今後の展望

両社では、本サービスに出店していただいたテナントの売上や、テナント側の省力化効果、お客さま評価などをふまえ、サービス改善を行うとともに、生体認証を活用した決済の導入など、お客さま・テナント双方にとって満足度の高いデジタルポップアップストアサービスをめざす。今後も、西鉄の商業施設におけるテナント運営のノウハウと、日立の培ってきたICTの技術力を集結し、西鉄グループの各施設でのサービス展開や多種多様な事業との連携を検討していく。

両社の役割とねらい

西鉄 : 新たな出店形態の導入によるテナント誘致、お客さまに対する新たな購買体験の場の提供
日立 : デジタル技術を活用した顧客体験の設計、デジタルポップアップストアサービスの構成ソリューションの提供

(参考)これまでの実証実験の概要

第1回 概要
【期間】2022年3月10日～17日
【開催施設】ソラリアプラザ
【概要】「ICTを使ったリアルバーチャル水族館」と題して、マリンワールド海の中道の様子のライブ配信や、飼育員による動物紹介などを実施

第2回 概要
【期間】2023年3月10日～14日
【開催施設】ソラリアプラザ
【概要】「新発想 色づき美容液 IROIKU 新感覚 ポップアップストアで体験！」と題して、三省製薬株式会社が提供する色づき美容液「IROIKU」のデジタルポップアップストアを期間限定で実施

過去2回の実証実験の成果
多くのお客さまにAIアバター接客やリモート接客などを体験していただき、満足度90%以上という高評価をいただいた。また、出店していただいたテナントからも、「デジタル技術の活用により、対面接客とは異なる形でお客さまに商品の魅力を十分伝えることができた」と好意的な評価をいただくことができた。

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