日本の健康保険制度は、職種や年代によってさまざまな種類があり、また運営している組織が違うため、保険加入者のデータはそれぞれの組織で管理されており、地域の健康課題を把握するのが難しいという問題があります。
この問題を解決するため、日立製作所は北海道国民健康保険団体連合会(北海道国保連)と協創し、異なる保険制度のデータを集約させて、地域に住む人々の健康・医療情報を分析するプラットフォーム「KDB Expander」を新たにつくりました。
どのような経緯で、このプラットフォームは生まれたのか。そのメリットは何か。日立と北海道国保連の担当者に話を聞きました。