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オンラインでの相談や手続きを可能にする、リモート窓口のサービス「汎用デジタル窓口」は、デジタルによる効率化とアナログの対面の良さを併せ持ち、さまざまな問題にアプローチしていきます。
具体的な機能や導入事例などをご紹介する動画と合わせて、本サービスの特長についてご紹介します。

日常生活に欠かせない、窓口での相談・手続きにおける課題

 日々の生活の中で、自治体や銀行、不動産、病院などの窓口を訪れる機会は多くありますが、窓口から遠い場所にお住まいの高齢者や、小さなお子さまを連れた方など移動が難しい方もいらっしゃいます。また、少子高齢化にともなう働き手不足などの影響で、自治体や民間の窓口の維持も難しくなっています。こうした背景から、手続きのデジタル化の波が広がっていますが、窓口で相談しながら進める手続きや、本人確認が必要な申請など、すべてをデジタル化することは難しい状況にあります。さらに、依然として、年齢や地域などによるいわゆる「デジタルデバイド問題」も発生しています。
 そこで日立は、オンラインで自治体や民間企業などのさまざまな窓口サービスを利用できる「汎用デジタル窓口」を開発しました。さまざまな分野のサービス提供者がリモート接続することで、まるで対面しているかのように各種手続きを行うことができます。

参考:2022年10月17日ニュースリリース「公共・民間における複数の窓口サービスを生活圏の身近な場所で利用できる「汎用デジタル窓口」を販売開始」

「汎用デジタル窓口」の機能や導入事例を動画で紹介

では、具体的に「汎用デジタル窓口」ではどのようなサービスを受けられるのでしょうか。また、実際にどのような導入事例があるのでしょうか。動画で分かりやすくご紹介していますのでぜひご覧ください!

画像: 汎用デジタル窓口 - 日立 www.youtube.com

汎用デジタル窓口 - 日立

www.youtube.com

「汎用デジタル窓口」機能紹介

利用者は相談窓口を選ぶ最初の操作のみで、難しい操作は不要です。また、大画面のビデオ通話によりお互いの表情を確認しながら会話ができるため、対面窓口のような安心感をもって手続きを進めることができます。

画像1: 「汎用デジタル窓口」機能紹介

相談窓口対応者は、手書きタブレットによる簡単なタッチ操作などUI/UXに配慮した画面設計により、特別なデジタルスキルを持ってなくても直感的でスムーズな操作が可能です。さらに、高精細な書画カメラで利用者の机上書類がリアルタイムに共有され、投影された書類にマーカーを引くことができるほか、Webページを画面共有するなどリモートでのご案内をスムーズに行えます

画像2: 「汎用デジタル窓口」機能紹介

「汎用デジタル窓口」導入事例

福岡市さまでは、「汎用デジタル窓口」を活用したリモート窓口を公民館に設置し、区役所などから離れた住民の方も対面さながらのサービスを受けることができています。動画では、導入に至った背景や、利用者、職員の方からの反応などを語っていただきました。

参考:2021年12月14日ニュースリリース「日立、福岡市において遠隔での行政手続や相談を可能にするリモート窓口の実証を開始」

また、マイナンバーカードの保有率が90%を超える*兵庫県養父市さまでは、マイナンバーカードを用いて本人確認をしたうえで、手書きで記載した書類をスキャンして手続きを進めることができるため、遠隔窓口でもワンストップの申請が可能になります。

* 総務省【都道府県】マイナンバーカードの交付・保有状況(令和6年4月末時点)

参考:Digital Evolution Headline「兵庫県養父市(汎用デジタル窓口、データ連携基盤導入事例)」

さらに、「汎用デジタル窓口」は元々自治体の相談・手続きでの利用を想定して開発されましたが、お客さまのニーズに合わせて新しい利用の形が出てきています。
例えば、茨城県笠間市さまでは、「汎用デジタル窓口」を大型車両に搭載した「動く市役所」をサービス開始しました。利用者の近くまで訪問することができるため、窓口への移動が難しい市民でも安心して手続きや相談を進めることができます。

画像1: 「汎用デジタル窓口」導入事例

参考:2023年10月4日ニュースリリース「茨城県笠間市と日立および日立システムズが、デジタルを活用した持続するまちづくりの実現に向け連携協定を締結」

また、民間企業での利用事例として、西日本鉄道さまと取り組んだデジタルポップアップストアサービスという無人店舗サービスでも「汎用デジタル窓口」が活用されています。ポップアップストアから離れた場所にいる販売員とリモート接続することで、「もっと詳しく説明を聞きたい」というお客さまのニーズに応えることができます。

画像2: 「汎用デジタル窓口」導入事例

参考:2023年11月30日ニュースリリース「西鉄と日立はデジタル技術を活用し、企業の手軽なテナント出店とお客さまの快適な購買体験を実現するデジタルポップアップストアサービスのプレ運用を開始」

「汎用デジタル窓口」を通じてあらゆる問題解決にアプローチ

その他にも、銀行での窓口相談や、リモートでの健康相談など、対面でのコミュニケーションが効果的とされるさまざまな場面での活用が期待されています。日立は、誰一人取り残されないデジタル社会をめざして、「汎用デジタル窓口」を通じてさまざまな問題解決にアプローチしていきます。今後の展開にもぜひご注目ください。

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