『Netstock IBP』で300アイテム中120アイテムの予測業務の自動化に成功
1アイテム当たり45分の予測処理を10分に短縮し、働き方改革を実現
「供給不安を引き起こさないこと」 生活やビジネスのインフラを担う企業は、常にこのミッションと戦っている。
製薬会社である持田製薬株式会社もその1社だ。患者さんの生命に関わる医薬品の安定供給維持には、常に精度の高い需要予測が求められる。
一方で高精度の需要予測に割ける人材や時間にも限りがある。同社ではエクセルでの手作業、担当者の経験とカン頼りの需要予測を行っており、時間と手間が掛かることが課題だった。
そこで属人的な業務を見直し、担当者の負担を軽減することができないかを検討するために働き方改革プロジェクトを発足し、需要予測システムの導入を決定した。システムの選定では6社の需要予測ツールを比較し、日立ソリューションズ東日本の提供する需要予測・需給計画ソリューション『Netstock IBP』を選択。予測精度はもちろん、操作性、費用対効果、ベンダーの信頼性など、総合評価での結果であった。
300アイテム中120アイテムの需要予測を自動化し、1アイテム当たり45分掛けていた予測処理を10分まで短縮。業務が大幅に効率化され、「担当者以上の予測精度を実現した」「時間を掛けて精査したいアイテムの予測に集中できる」「上司への承認プロセスも短縮できた」と大きな効果をあげている。