若手社員が挑む! 製造業の現場や経営を学ぶビジネスシミュレーション研修を活用
世界SCM競技会世界決勝で大健闘!
絶え間なく変化する複雑で不確実なビジネス環境に対応するため、サプライチェーンマネジメント(以下、SCM)の重要性がますます高まっている。多くの企業がSCMの習得やエキスパートの育成を目指しているが、これがなかなか難しい。サプライチェーンとは、購買から在庫管理、製造、物流を含む一連の流れを指すが、それらの単純な集大成やマネジメントがSCMではない。SCMは各業務の微妙なバランスの上に成り立つ全体最適を志向するマネジメント手法であり、その実現には高所大所に立った経営的な視点が求められるのである。
ビジネスエンジニアリング株式会社(以下 B-EN-G)様もSCM人材の育成に課題意識を有していた。IT企業である同社がSCM人材育成で重視した点は、ユーザー企業の現場とその課題を理解すること、そして全体最適を図る視点・知見の養成であった。
そこでB-EN-G様が採用したのが、日立ソリューションズ東日本が提供する「SCM教育サービス」であった。一般研修に続き競技会形式研修である世界SCM競技会、通称「GPC(Global Professional Challenge)」へ参加した。チーム演習形式を採用する同研修への参加に際し、B-EN-G様は中堅社員及び新卒入社1~3年目の若手社員でチームを編成。世界決勝エントリー58チーム中16位の好成績を得た。