日立と日立ソリューションズ東日本は、神奈川県警察と生成 AI 等の活用に向けた協定を締結した。本協定は、警察の業務改革や警察活動のさらなる合理化・効率化のため、3 者がそれぞれ保有する知的・人的資源を活用し連携して生成 AI などの活用に向けた DX 人材を育成し、神奈川県民の期待と信頼に応える力強い警察活動の展開に寄与し、安全・安心な地域社会を実現することを目的に締結したものである。
本協定は 2024 年 10 月から 2025 年 3 月までの期間で締結され、先端技術についての研修会実施や、生成 AI を用いた業務効率化などの試行運用、および、実現性の検証などを行う。
日立および日立ソリューションズ東日本は、今後もより安全・安心で持続可能な地域社会の実現に向けて先端技術を活用し、警察の任務と使命に応えるソリューションを展開する。
※ 画像は協定締結式の写真(左:日立ソリューションズ東日本 SNS ビジネス推進センタ センタ長 田中 一美、中央:神奈川県警察本部警務課長 有原 馨氏、右:日立製作所 横浜支店 支店長 村上 秀樹)
本協定における連携事項について
1.DX 人材育成の推進
生成 AI などの先端技術に関する研修会やソリューション紹介を実施し、神奈川県警察の DX 人材育成を推進する。
2.先端技術を活用した警察業務の推進
神奈川県警察で公表しているホームページなどのデータを用いて、生成 AI*1 などの試行運用を行い、業務効率化などの実現性を検証する。
*1 日立ソリューションズ東日本が販売代理店として提供しているカスタマーサポートツール「ZanrooDesk」の生成 AI を用いた AI Chat 機能を活用
3.警察業務の改善
神奈川県警察における DX プラットフォームの構築に向けた検討を行う。具体的には、警察業務におけるクラウドサービスなどの導入効果の検証や課題の洗い出しを行い、警察業務の合理化・効率化に向けた改善策を検討する。
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