政府や自治体が政策を検討するときに使われる、EBPM(エビデンスに基づく政策立案)という手法があります。その新たなアプローチとして注目されるのが、AIを活用したシミュレーション。2024年1月に放送されたNHKスペシャルでは、膨大なデータのAI解析から導かれた30年後に起こりうる「6つの未来シナリオ」と、そこに至る重要な「分岐点」が紹介され、より望ましい未来の実現と社会課題の解決に向けた議論が交わされました。本記事でゲストに迎えたのは、番組に出演した京都大学の広井良典さんと、GENCOURAGE(ジェンカレッジ)の櫻井彩乃さん。私たちが解決していかなければならない社会課題にどのように取り組んでいけるのかについて、サステナブルソサエティ事業創生本部の周 祐梨と、研究開発グループ デザインセンタの池ヶ谷和宏を交え語り合います。