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「CO-URIBA」と「Happiness Planet Connect」を組み合わせ、コミュニケーション活性化を促進

※ 画像は本協創のイメージ

三菱HCキャピタル、日立、ハピネスプラネットは、新たな福利厚生サービスの創出に向けた協創(以下、本協創)を2024年11月26日より開始した。
具体的には、職場のチーム力強化や一体感を醸成し「幸せな職場づくり」を実現するハピネスプラネットの「Happiness Planet Connect」と、手ぶらで買い物を実現する日立の無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA」を組み合わせ、三菱HCキャピタルの職場におけるコミュニケーション活性化の促進の検証を行う。検証の成果を踏まえ、3社はデジタルでのコミュニケーション活性化が、リアルでのコミュニケーション活性化につながり、さらにはリアルな買い物のポイントとして還元される、新たな福利厚生サービスの創出をめざす。

 

背景

企業における人的資本経営や健康経営が広まるなか、「幸せな職場」を実現することで従業員のウェルビーイングを向上することが注目されている。実際に、幸福度の高い従業員は幸福度が低い従業員と比べて創造性が3 倍、生産性は31%高く、売上は37%高いという研究結果*1 もある。また、オフィスへの出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークの浸透により、コミュニケーション不足を課題とする企業が増えており、従業員同士のつながりを感じることができるコミュニケーション活性化の取り組みも注目されている。つながりを感じることは、精神的、社会的な面でウェルビーイングを促進し、エンゲージメントやモチベーションの向上、ひいては豊かな創造性や高い生産性にもつながる。
*1: Lyubomirsky, King, Diener「The Benefits of Frequent Positive Affect : Does Happiness Lead to Success?」

目的

三菱HCキャピタルは、人的資本経営や健康経営を推進し、従業員が最大限に能力を発揮するための取り組みを推進している。また、2023~2025年度中期経営計画(2025中計)の事業戦略の一つに新たなデータ活用プラットフォームサービスの創出を掲げている。
三菱HCキャピタル、日立、ハピネスプラネットは、本協創により、データを活用した新たな価値を有する福利厚生サービス事業の構築をめざす。また、三菱HCキャピタルの従業員同士のつながりを感じることができるコミュニケーションの活性化を図る。

概要

検証に参加する三菱HCキャピタルの従業員は、デジタル上のコミュニケーションを活性化させるアプリ「Happiness Planet Connect」での投稿や、その投稿に対する応援、および感謝のコメントなどを継続的に行うことでポイント(コハピポイント)を貯めることができる。
また、三菱HCキャピタルの拠点の一つである西新橋スクエアのオフィスエリアに設置した、サイネージ、センサー、生体認証、および自動決済を組み合わせた無人コミュニケーション店舗「COURIBA」を利用して手ぶらで買い物ができる。利用者は、生体情報とクレジットカード情報などの決済情報をあらかじめ登録しておくことで、「CO-URIBA」に顔認証*2 でチェックインができ、棚から商品を手に取ると、センサーが商品を自動で認識し決済が完了する。
さらに、「Happiness Planet Connect」の活動量に応じて貯まったポイントを、「CO-URIBA」の決済で利用できるポイントに交換でき、従業員が日常的に「CO-URIBA」に集まることで、リアルなコミュニケーションの強化につなげていく。

<検証の概要>

期間2024年11月26日~2025年11月25日
導入場所西新橋スクエア12 階、13 階(東京都港区)
対象部門営業統括本部、セクター営業本部
対象人数約400 名
取り組み内容・「Happiness Planet Connect」と「CO-URIBA」を組み合わせ、
 リアル×デジタルを融合した新たな福利厚生サービスとしての事業化の検証
・応援や感謝の気持ちを伝えあうことをきっかけとした従業員間コミュニケーションの活性化の検証
・利用者満足度、「Happiness Planet Connect」使用継続データ、購買データの分析

*2: 日立の生体認証統合基盤サービス を活用することでセキュアな本人確認を実現。また、同サービスはパナソニック コネクト株式会社の顔認証技術に、日立の特許技術を活用した公開型生体認証基盤PBI を融合し、安心・安全な顔認証を提供。

今後の取り組み

3社は、「Happiness Planet Connect」と「CO-URIBA」の組み合わせにより、三菱HCキャピタルの職場内のコミュニケーションの活性化や、従業員同士の共感、助け合いのマインドの醸成を図る。さらに、利用者の購買情報や行動ログなどのデータを活用し、福利厚生サービスとしての効果を検証する。

「Happiness Planet Connect」について

画像: 「Happiness Planet Connect」のイメージ図

「Happiness Planet Connect」のイメージ図

科学的根拠に基づいたエンゲージメント向上支援アプリ。1日1分程度タイムライン上で、ユーザーが「投稿」と「応援」を継続的に繰り返す。「コミュニケーションのきっかけ作り」と「質の高い関係性の構築」により、フラットにつながる組織を自然に作り出していくことが可能。

Connect | ハピネスプラネット

「CO-URIBA」について

利用者は、生体情報とクレジットカード情報などの決済情報をあらかじめ登録しておくことで、利用時に顔認証でチェックインし「CO-URIBA」の棚から商品を手に取ると、センサーが商品を自動で選定し決済が完了する。「COURIBA」に設置されているサイネージには、商品のお得情報だけでなく、オフィスでの活用においては会社からのイベント情報など、従業員にとって価値ある情報をタイムリーに流すことが可能である。

 

「つながり」を創出する無人コミュニケーション店舗 COURIBA

画像: 「CO-URIBA」のイメージ写真

「CO-URIBA」のイメージ写真

三菱HCキャピタルグループについて

三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現に向けて、祖業のリースはもとより、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に活用したサービスや事業経営などに取り組んでいる。「カスタマーソリューション」「海外地域」「環境エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「不動産」「モビリティ」の7つのセグメントのもと、連結総資産は約11兆円、連結従業員は約8,400人を擁し、世界20 カ国以上で事業を展開している(2024 年3 月末時点)。
絶えず変化する社会や事業環境の変化を先取りし、顧客・パートナーとともに新たな社会価値を創出することで、社会的課題の解決、ひいては持続可能で豊かな未来の実現に貢献していく。

三菱HCキャピタルのウェブサイト
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/

ハピネスプラネットについて

ハピネスプラネットは人や組織のハピネス向上を目的とする、ソフトウェア・サービスを提供している。2020年7月に、幸せの見える化技術で新たな産業創生をめざす「出島」として日立製作所他を主要株主とし、資本金9億9千万円で設立した。
大量の人間データの解析や研究成果をもとに、2020年7月に、幸せの見える化技術で新たな産業創生をめざす目的で設立した。
スマートフォン等からのデータを活用した職場の幸福感やコミュニケーションに関わる研究成果に基づき、従業員が互いにつながって前向きに行動する組織づくりを支援するSaaS型サービス事業を推進している。

ハピネスプラネットのウェブサイト
https://happiness-planet.org/

 

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