Jr. Championsとは
「Japan AWS Jr. Champion Program」とは、AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、 社会人歴 1~3年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニア を選出しコミュニティを形成する、日本独自の認定プログラムです。このプログラムでは、AWSに関する技術的なチャレンジやコミュニティへのリードなど、周囲に影響を与える力や貢献度が評価されます。Jr. Championsに選ばれるエンジニアは、一定の技術力を持ち、組織内のAWSコミュニティをリードし、Japan AWS Top Engineers *1 、ひいてはJapan AWS Ambassadors *2 になることが期待される方々です。
選出されると、 毎月開催される限定Meetupに招待され、特別セミナーやライトニングトーク、ワークショップなど 、他社Jr. Championsとの交流機会や技術的な学びの場が提供されます。
*1:AWSの専門知識と経験を持ち、技術面をリードして、AWSビジネス拡大に積極的に貢献しているエンジニアを選出
*2: Japan AWS Top Engineers の上位認定と位置付けられ、AWS の技術的専門知識を社内外に広く提供し、AWSビジネス推進の第一人者として認められるエンジニアを選出
1年の任期を終えた4名の若手エンジニアにインタビュー！
―1年間の活動を振り返ってみていかがでしょうか？
浜中さん：「私にとって一番印象的だったのは、Jr. Championsとしてのつながりができたことです。 部内での自身の認知度も上がり、AWS関連の案件を任せてもらえるように なりました。」
木屋さん：「Jr. Championsになったことで活動への意欲が高まり、社内外のイベント開催や登壇など、通常では経験できない機会を得られました。」
中村さん：「最初は決まったカリキュラムがあるのかと思いましたが、実際は自分たち次第で、考えながら活動していく必要があります。精一杯活動していくうちにあっという間に1年が経っていました。」
マネージド＆プラットフォームサービス事業部エンジニアリングサービス＆セキュリティ本部 原田大毅
エンタープライズソリューション事業部ロジスティクス・リテールソリューション本部 浜中元成
―この活動を通して得られたことは何でしょうか？
原田さん：「他の仲間との活動を通じて書籍執筆に関わる機会もあり、普段の業務ではできない経験ができました。フロントに立っているとPM(プロジェクトマネージャー)としての役割を求められることが多いですが、エンジニアとしての市場価値を高めるには技術力が必要です。Jr. Championsとして活動する中で、ベンダーの高い技術力やマネジメント力に触れ、日立グループの一員として成長するためにはスキルアップが必須だと実感しました。」
木屋さん：「社外、特に競合他社と協働でイベントを開催する経験は滅多にないことで、とても貴重でした。また、 社内ではAWSに詳しい人財として認識 されるようになり、先輩後輩関係なく質問を受けることが増えました！それがさらなる学習のモチベーションになり、資料作成などのアウトプットも自然と増えていきました。」
中村さん：「吸収した知識を日立システムズに還元していきたいという意識が強くなりました！外部での活動経験は今後の糧になると感じています。」
浜中さん：「社内外へのアウトプットが格段に増えました。 AIの資格も取得でき、技術力の維持・向上 にもつながっています。」
九州日立システムズ 木屋楓太
九州日立システムズ 中村稜晟
―今後の目標やめざす姿を教えてください。
中村さん：「社内にこれまでなかったコミュニティを発展させ、九州から日立グループ全体を盛り上げていきたいです！これまでは0から1を作る段階でしたが、これからは1から100に育てる段階。 AWS Top Engineersをめざし、技術力を高めていきたい です。」
浜中さん：「案件をリードできるエンジニアになることが目標です。そのためには技術力を磨き続け、いずれはAWS Top Engineersもめざしたいと思っています。年々Top Engineersのレベルが上がっていて認定されることが難しくなっていますが、それでも挑戦し続けます。」
原田さん：「技術面でのリードをめざしていきます。特に資格取得の面でまだアウトプットが足りていないと感じるので、実際の構築経験を積み重ね、得た知識を発信していきたいです。また、日立グループ全体の技術力底上げにも貢献していきたいと考えています。」
木屋さん：「社内で学んだことを還元するためのインプット・アウトプットの場をさらに広げていきたいです。Jr. Championsになって得た知識やネットワークを生かし、社内の技術力向上に貢献していきたいと考えています。」
活動報告会の様子をレポート！
Jr. Championsの活動を日立社員向けに報告する活動報告会が4月24日にAmazonのオフィスで実施されました。Jr. Championsの活動に関心を持っている若手層を中心に多くの方が参加されました。当日の様子をお届けします！
◇日立製作所の浜中さんと原田さんペアの活動報告
浜中さんと原田さんは、社内外での登壇や勉強会の開催、さらには技術書の執筆まで、まさに“やってみたい”を形にした1年。浜中さんは アーキテクチャ大会の企画・運営 を通じて、技術力だけでなくチームで動く力も磨き、原田さんは「出版してみたい！」という想いから 書籍執筆チームを立ち上げ、2冊の本を世に送り出しました 。どちらも「最初は自信がなかったけど、やってみたら仲間と一緒に乗り越えられた」と語っており、挑戦することの大切さを実感したそうです。今後は、実案件をリードするエンジニアとして成長しながら、社内コミュニティ活動をさらに広げていくとのこと。
◇九州日立システムズの木屋さんと中村さんペアの報告
木屋さんと中村さんは、「学ぶ場がないなら自分たちで作ろう！」という想いから、 社内コミュニティ「Kyushu HITACHI SYSTEMS AWS Academy」を立ち上げ 、勉強会や情報発信を通じてAWS技術の社内浸透に挑戦しました。また、九州エリアのJr. Championsと連携して「 九州AWS若手の会」も運営 し、社外とのつながりや登壇経験も積み重ねています。最初は手探りだった活動も、今では「0を1にできた」と語る2人。Jr. Championsとしての1年を通じて、技術力だけでなく行動力や発信力も大きく成長したそうです。
◇参加者からの質問コーナー
次は、Jr. Championsが参加者の皆さんから寄せられた質問に対してライブで回答するコーナー！「モチベーションの源泉は？」「業務時間中に活動していたのか？」「Jr. Championsに選ばれて社会人生活の中で最も大きく変わったことは？」などJr. Championsの活動に興味を持っている後輩の質問に一個ずつ丁寧に回答しました。
初開催となったJr. Champions報告会。オンライン含め 総勢50名の方に参加 いただき 、盛況に終わりました。参加者からは「自分も挑戦してみたい」「具体的な活動イメージが湧いた」といった前向きな声が多数寄せられ、 次世代のJr. Champions候補者たちの意欲を高める 機会となりました。
Jr. ChampionsとAWS パートナー技術統括本部 テクニカルイネーブルメント部のYukki(高橋敏行)さん
会場の様子
