日立グループは 2024中期経営計画の実現に向けて、デジタル・グリーン・イノベーションを軸とした社会イノベーション事業の成長を加速している。同グループでグリーン戦略をけん引するのは、社会インフラ設備のフィールドサービスなど OT(制御・運用技術)分野のサービス事業を手がける日立パワーソリューションズ(日立パワー、茨城県日立市、安藤次男社長)と、IT分野のサービス事業を手がける日立システムズ(東京都品川区、柴原節男社長)の2社だ。両社は連携により、それぞれが培ってきたグリーン・トランスフォーメーション(GX)とデジタル変革(DX)のノウハウを掛け合わせ、OT×ITにより顧客の脱炭素への取り組みを計画から実施、運営まで一気通貫で支援する。両社のGX事業のキーパーソンに2社連携によるメリットや今後の展望について聞いた。