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2023年12月19日、株式会社日立製作所 デジタルシステム&サービスセクター(以下、DSSセクター)では、横浜事業所(神奈川県横浜市戸塚区)に勤務する有志社員10名が、近隣の横浜市立戸塚中学校の2年生11名向けにキャリア教育プログラムを実施しました。
DSSセクターでは、2017年度より、有志グループによる次世代IT人財育成プログラムを実施しています。本取り組みは、横浜事業所に在勤のITエンジニア社員の声掛けで始まった有志の活動で、プログラミングの魅力を伝えながらITエンジニアの仕事理解を深めることで、子どもたちの職業観を養う目的で実施しています。

2023年12月19日、朝9時、寒空の下戸塚中学校の中学2年生11名が日立製作所 横浜事業所の正門に集合、約一日かけた職場体験プログラムがスタートしました。生徒たちは、実業団ソフトボールチームの練習場など敷地内を散策しつつ、職場体験を実施するオフィスビルへ。お互いの自己紹介で場を温めた後、ITエンジニア社員が仕事紹介を行いました。イメージのつきにくいITエンジニアの仕事内容について複数の社員がそれぞれの業務内容を具体的に示しながらわかりやすく解説しました。生徒たちからも、ITエンジニアに求められるスキルなど今から身に着けるべきことなどについての質問があり、興味を持ってくれた様子でした。

画像: 有志社員の自己紹介

有志社員の自己紹介

画像: エンジニアの仕事紹介の様子

エンジニアの仕事紹介の様子

続いて、本プログラムの目玉であるソフトウェア開発の体験。生徒たちは簡単なオンライン販売システムのソフトウェア開発(プログラミングとテスト工程)に挑戦。慣れた手つきでサクサクと進める生徒がいる一方、パソコン作業に不慣れな生徒もいる中、社員が丁寧にフォローしながら全員がソフトウェア開発を完了させました。ソフトウェア開発における一連の業務プロセスについても学び、ITエンジニアの仕事内容への理解を深めました。

画像: ソフトウェア開発の体験の様子

ソフトウェア開発の体験の様子

画像1: ITエンジニアの職場体験!近隣中学校の生徒を招いて有志社員による次世代IT人財育成プログラム実施

食堂で社員に交じって昼食をとった後は、DSSセクター歴代の製品を見学できる事業所内の施設にて、時代と共に進化した日立の情報通信事業の変遷について学びました。ブラウン管テレビやスーパーコンピューターの実物を見て、生徒たちも驚きの声を上げていました。帯同した社員に質問を投げかけるなど、社員とのコミュニケーションも楽しんでいたようです。

画像: 見学の様子

見学の様子

画像2: ITエンジニアの職場体験!近隣中学校の生徒を招いて有志社員による次世代IT人財育成プログラム実施

最後に、有志社員との質疑応答の場を設け、職場体験を振り返りながら生徒たちの今後のキャリア形成における不安・疑問を解消するためのカジュアルな意見交換を実施しました。社員は自身のバックグラウンドや仕事のやりがいについて語り、生徒たちからは仕事に生かせる学生時代の経験や文理の選択をどうすべきかなどの質問が飛び交いました。生徒たちからも「楽しく学べた」との声もあり、終始談笑、和気あいあいとした雰囲気の中、職場体験プログラムは終了しました。

画像3: ITエンジニアの職場体験!近隣中学校の生徒を招いて有志社員による次世代IT人財育成プログラム実施

終了後、有志の若手メンバーからは「学生時代に小中学生向けにラグビー教室を運営していたこともあり、小中学生との交流や人財育成に興味があり、この活動に参加しました。生徒たちのポジティブな反応からソフトウェア開発やIT業界の魅力について楽しんで学んでくれたことが伝わり嬉しかった。これからも活動を続けていきたい」との意欲的なコメントがありました。
     
IT人財不足という日本の抱える大きな課題解決に寄与すべく集まった有志社員による次世代IT人財育成プログラム。これからも、近隣の小中学校や学童施設向けに積極的に展開し、子どもたちが職業観を養うきっかけ作りをしていきます。

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