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移動や運搬の手段である電気自動車(EV)を「動く蓄電池」と捉え直して、災害時に活用する――日立製作所の研究者、森木俊臣さんがデザインする新しい社会の仕組みです。

かつて「デザイン」といえば、プロダクトやグラフィックといった目に見えるもののデザインが中心でした。しかし今では、デザインの対象は、サービスやシステム、ビジョンへと広がり、さらに、社会課題の解決にも活用されるようになっています。

「災害時EV活用ソリューション」という新しい仕組みのデザインに取り組む森木さんに、社会システムをデザインする上で心がけていることや課題と感じていることについて聞きました。

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