「2050年の社会課題を考える」では、「少子高齢化」「都市問題・コミュニティの課題」「地球温暖化・サステナビリティ」など、日本の未来を大きく左右する社会課題について、2050年からのバックキャスティングで、解決のためのヒントを探っていく。プロローグとして、日立製作所が2016年に東京大学、京都大学、北海道大学と、それぞれ大学内にラボを設置して進めてきた協創について取り上げたい。日立北大ラボ、日立京大ラボに続き今回は、Society 5.0(超スマート社会)の実現に向けたビジョン創生や、ポストコロナへ向けた社会課題解決モデルの発信を目的として、次世代のエネルギーシステムとまちづくりをテーマに政策提言などに取り組む、日立東大ラボの活動を紹介する。