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東武鉄道、日立が提供する生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームの第一弾
 東武鉄道と日立は、生体認証*1 を活用したデジタルアイデンティティ*2 の共通プラットフォームの第1弾として、指静脈認証を活用し、指を専用装置にかざすだけで決済*3 やポイント付与、年齢確認が実現できるセルフレジを、2024年4月11日(木) から東武ストアの越谷店をはじめとして、3店舗で順次導入する。決済については、決済代行会社である DGフィナンシャルテクノロジー (以下:DGFT) の協力のもと、指静脈認証でのクレジットカード決済を提供する。これにより、利用客はより手軽に酒類を含めた買い物が可能となる一方、店舗側はセルフレジの利用率向上に伴う、店舗人員の最適な配置を実現できる。
 今回の東武ストアでの取り組みをはじめとして、東武グループでは東武ストアの利用可能店舗を拡大するだけでなく、商業施設、ホテル、アミューズメントなど幅広い分野への導入も計画中である。さらに、東武鉄道と日立はさまざまな店舗・サービスにおける導入を促進するため、導入企業への提案を進めていく。本プラットフォームの取り組みを通じ、人々の生活をより豊かにする社会インフラの構築を推進していく。

*1 生体認証 : 日立製作所が提供する公開型生体認証基盤(PBI)に対応した生体認証統合基盤サービスを利用し、高いセキュリティで生体認証を提供。指静脈認証は、日立指静脈認証装置C-1を利用。 
*2 デジタルアイデンティティ : 個人の証明書情報や、属性情報などのアイデンティティ情報が電子化されたもの。本文中では、各種ポイントIDやクレジットカード情報など、プラットフォーム上に登録されている、デジタル化された個人に関する情報を総称してデジタルアイデンティティと表記。 
*3 決済 : 日立製作所が提供するIoT決済プラットフォームサービスを利用し、DGFTと連携したクレジットカード決済を実現。クレジットカード情報はDGFTにて保持。 

 

東武ストアにおける本サービスの運用開始について

1. 概要

生体認証を活用して、決済、ポイント付与、年齢確認をワンストップで実現するセルフレジを東武ストアへ導入し、利用者の利便性向上及びセルフレジの利用率向上を図る。

画像: 1. 概要

2. 利用開始店舗・日程

(1) 越谷店 (住所:埼玉県越谷市弥生町4-11)
  2024年4月11日(木) 9時~

(2) みずほ台店 (住所:埼玉県富士見市東みずほ台2-29-1)
  2024年4月25日(木) 13時~

(3) 新河岸店 (住所:埼玉県川越市大字砂909-11)
  2024年5月9日(木) 13時~

3. 利用方法

(1) 専用サイトへの事前登録

事前に日立が提供する専用サイト「アイデンティティポータル」にて属性情報、並びに決済手段であるクレジットカード、自動連携したいポイント会員情報などを登録する。(登録サイトはこちら)

  • 事前登録開始日: 2024年4月8日 (月)
  • 登録内容: 氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、TOBU POINT IDなど

[画像]登録サイト
▲登録サイト

(2) 各利用店舗にて本人確認と生体情報登録を実施

東武ストア店舗内の特設カウンターにて本人確認を行った後、専用装置で指静脈を登録し、生体情報と事前登録した個人情報データと紐づける。なお、本人確認には顔写真付きの身分証明書 (運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードのいずれか) が必要となる。

(3) セルフレジで生体認証を使って買い物

購入したい商品のバーコードをセルフレジでスキャンし、決済方法として「指静脈認証」を選択する。その後、指を専用装置にかざすだけで決済、ポイント付与、年齢確認をワンストップで実現できる。

(4) その他機能の利用

  1. TOBU POINTとの情報連携
    アイデンティティポータルへTOBU POINT IDを登録すると、相互に登録情報を連携することが可能となる。具体的には、TOBU POINT を既に利用している場合は、アイデンティティポータルへ TOBU POINT の登録情報を連携することで、アイデンティティポータルへの入力情報を一部省略することができる。また、アイデンティティポータルで TOBU POINT 連携を行うと、住所情報などの登録情報の変更の際に、TOBU POINT 情報も同時に書き換えられる。利用者は手軽に一括での情報修正を行うことができる。
  2. 消費財メーカーID登録
    希望に応じて、保有する消費財メーカーのIDをアイデンティティポータルに登録することができる。これにより、ID登録後の購買動向を踏まえた最適なクーポン配信などが可能になるほか、生体認証を利用して購入した利用者は、商品購入者限定キャンペーンなどに手軽に応募ができるようになる。
    今回は、連携サービスとして、キリンが提供する キリンID の登録が可能。キリンは今後、生体認証を利用したキリン商品の購入者属性情報の分析を通して、各種クーポンなど、購入者向けのサービスを検討予定。

生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームとは

生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームとは、スマートフォンやICカードなどを用いることなく、デジタル空間上に保存されている個人の属性情報であるデジタルアイデンティティに、生体認証を活用して安全にアクセスすることで、業種を横断して、決済、ポイント付与、本人確認などのサービスをワンストップで実現するサービス。

生体認証を活用したデジタルアイデンティティ共通プラットフォーム Webサイト

TOBU POINT(トブポ)とは

TOBU POINTは、毎日の買い物や電車利用で貯まる、東武グループの共通ポイントサービス。アプリ提示・東武カードでの支払い・登録済PASMOでの支払いの3つの方法で貯めることができ、貯まったポイントは 1pt=1円 からレジでの会計の際に利用できる。
登録済PASMOでの東武線乗車で貯まる「トブポマイル」では貯まったマイルをPASMOにチャージ (1マイル=1円) することができるほか、TOBU POINTに交換 (1マイル=1.1pt) することも可能。

トプポ 公式サイト

キリンIDとは

キリングループが提供する様々なオンラインサービスで利用できる会員ID。
Hometap・DRINXといった各サービスで共通に使える便利な会員IDとなっており、利用客の情報は各サービスで連携するので、安全・快適に利用できる。

キリンID 公式サイト

Hometap 公式サイト

DRINX 公式サイト

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