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日立の無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA(コウリバ)」は、小売業界だけでなく金融・DX教育やオフィスのコミュニケーションの活性化など、さまざまな場面で活用が広がっています。今回は、日立ハイテクと久留米大学病院が取り組む防災備蓄を兼ねた職場環境改善サービスの実証実験における活用事例をご紹介します。

あらゆる業界で活用が広がる「CO-URIBA」とは?

無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA」は、生体認証やセンサー機能、サイネージを活用し、利用者が顔認証でチェックイン後、商品を手に取るだけで手ぶらでのスマートな買い物を実現するサービスです。人手不足が深刻化する小売業界の省人化・無人化に貢献するだけでなく、教育現場における金融・DXのリテラシー向上、さらにはオフィスコミュニケーションの活性化のための活用も広がっています。その具体的な事例の一つとして、オカムラと従業員のウェルビーイングを高めるオフィス空間づくりに向けた共創を開始しています。この共創活動では、オカムラのオフィス内に「CO-URIBA」を設置し、ありがとうクーポン機能などを活用して職場内のコミュニケーション活性化を図り、今後両社で新たなオフィス空間の提案をめざしています。

防災備蓄を兼ねた職場環境改善サービスの実証実験で「CO-URIBA」を活用

また、医療機器やITソリューションの提供を通して病院経営の課題解決に取り組む日立ハイテクと久留米大学病院が取り組む、防災備蓄を兼ねた職場環境改善サービス(以下、本サービス)の実証実験(以下、本実証)においても「CO-URIBA」が活用されています。
本実証は、医療従事者の働き方改革災害拠点病院としての機能強化を目的に開始され、昼夜を問わず勤務する医療従事者の職場環境の改善と防災備蓄のために「CO-URIBA」で日用品を販売し、さらにローリングストック型で備蓄できることを検証します。

本サービスの特徴

(1)日常のうれしさが非常時にもつながる商品の提供

  • 普段使いできる食料品、衣服、生活雑貨を防災備蓄品として病院内に保管し、医療従事者の勤務エリア内で販売する仕組みを構築しました。これにより、限られた休憩時間を有効に活用したい医療従事者をサポートします。
  • 「CO-URIBA」の顔認証技術を活用した手ぶらでの買い物を実現しました。勤務中には携帯電話や財布を携帯しない医療従事者がよりスムーズに商品を購入できる環境を提供します。
  • レトルト食品を中心に、手軽でおいしい食事やおやつをラインアップしました。医療従事者の勤務中だけでなく、帰宅後の家事負担の軽減にもつながります。

(2)医療従事者の非常時を支えるローリングストックの仕組み

  • 商品を防災備蓄品として購入し、日常生活で消費していくローリングストック型の仕組みを採用します。これにより、大量購入した防災備蓄品の一斉期限切れによる廃棄ロスを防止し、効率的な備蓄管理を実現します。
  • 災害時に普段と同じ食事が提供されることで、医療従事者のストレス軽減に貢献します。
  • 防災備蓄品に対する投資を商品販売の売上で補填するとともに、職場環境の改善の効果も得られるため、限られた病院経営資源を有効に活用することができます。

今後の展望

「CO-URIBA」は今後も、あらゆる業界の事業者や社会のニーズを捉えながら、購買情報・行動ログなどのデータ活用やさらなる機能強化を通じて、新たな価値創出をめざします。

関連リンク

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