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2025年3月28日、日立工業専修学校(以下、日専校)の学生に向けたDX教育を日立製作所丸の内センタービルのオフィスにて実施しました。日専校では、昨年度より無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA(コウリバ)」を校内に設置しており、顔認証による手ぶら決済や、サイネージに表示される教育コンテンツを通して学生が金融やDXについて学んでいます。その一環として今回は、日専校のCO-URIBA運営を担当している学生2名が日立製作所を訪問し、CO-URIBAの立ち上げに携わった技術者による講義やLumada Inovation Hub Tokyoの見学、さらにはCO-URIBAの新しいサービスに向けたブレストミーティングなどを行いました!

日専校とは

日専校は、モノづくり人財を育成する日立製作所の教育機関で3年全日制の高等専修学校です。電気・機械・溶接の3コースに分かれており、モノづくりの現場で即戦力として活躍するためのスキルを学びながら、さまざまな技能検定資格を取得することができます。そんな日専校には、昨年度日立の無人コミュニケーション店舗CO-URIBAが設置されました。日立社員がサポートに入りながらも、生徒が主体となって店舗運営を実施することで生徒の金融・DXリテラシー向上をめざしています。

当日の様子

2025年3月28日には、CO-URIBAの運営を担当している日専校電気科2年生(訪問時)の2名が日立製作所丸の内センターのオフィスを訪問。
はじめに、CO-URIBAの技術開発者による講義を受講し、CO-URIBAに搭載されている重量センサー、顔認証をはじめ、LiDARと呼ばれる光を使って物体の位置やサイズを検知する技術について学びました。また、サービスの立ち上げから現在に至るまでの歴史や導入事例を通して、CO-URIBAについての理解を深めました。

続いて、DXの推進拠点でもあるLumada Inovation Hub Tokyo(以下、LIHT)を見学。「業界・空間・時間を超え知恵やアイデアをつなぐ」という施設のテーマに向けた想いや、さまざまなステークホルダーとの協創促進に向けた工夫についても学びました。

画像: 当日の様子

CO-URIBAやDXについての理解を深めた後、LIHTにてデザインシンカー資格を取得した担当者がファシリテーターとなり、CO-URIBAを活用した課題解決のアイデアをブレストしました。金融教育、DX、AI、メッセージボートといったCO-URIBAに関連するキーワードをもとに、課題を掘り下げ「誰の」「どのような課題」を「どうやって」解決するのかについてディスカッションを実施。お客さまと協創していく際にどのようなプロセスでサービスが具現化されていくのかについて学ぶ貴重な機会となりました。

今回参加した2名の学生からは、「CO-URIBAの仕組みなど学びがたくさんあり、とても貴重な機会になった。今後CO-URIBAのサイネージなども有効活用していきたい!」「直接、CO-URIBAの開発者からお話を聞くことができ、日専校でのCO-URIBAの仕事に対する責任感が増した。」といったコメントをいただきました!
CO-URIBAの開発者や担当者とのコミュニケーションを通じて、CO-URIBAについての理解を深めるとともにデジタル技術の詳細や開発の裏側について学び、デジタルの可能性を感じていただくことができました。日立では、今後もCO-URIBAを活用した、金融・DX教育の推進を進めていきます。

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