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2026年1月19日、Salesforce Tower Tokyoにて、Salesforceと日立による従業員リソースグループ(ERG*)の合同イベント「ERG Connect: Salesforce ×Hitachi ~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~」が開催されました。現在10のERGが立ち上がり幅広いテーマで活動を展開する日立と、創業当初から「Equality(すべての人に平等を)」をコアバリューに掲げ「イクオリティグループ」というERGの取り組みを進めているSalesforceから、経営層、ERGリーダー・メンバー、そしてそのアライや上司など、さまざまな立場の参加者が集結!カルチャーと経営戦略の関係性や、企業変革におけるERGの役割について、活発な議論が交わされました。会場とオンラインのハイブリッド形式で行われた当日の様子をレポートします!
*ERG: Employee Resource Group

オープニングセッション:カルチャーは戦略そのもの

画像: オープニングセッション:カルチャーは戦略そのもの

イベント冒頭では、Salesforce Office of Equality&Engagement 日本・韓国・台湾地域統括ディレクターの蓮見勇太氏と、日立のデジタルシステム&サービス、コネクティブインダストリーズCDEIO DEI Japan Region Leadの中田やよい(Joy)が登壇。両社のコラボレーションの経緯や、社員主導で企画・運営されている本イベントの意義に触れつつ、経営学者ピーター・ドラッカーの格言「Culture eats strategy」をテーマに議論が展開されました。Joyは「どんなに優れた戦略があっても現場になかなか浸透しないのはなぜか?」と問いかけ、カルチャーこそが戦略を動かす本質的な力であると強調。一方、蓮見氏は、Salesforceのコアバリューの一つである「Equality for all」が日々の行動指針として根付いていることや、ERG運営リーダーが毎月新入社員研修中の活動紹介・メンバー勧誘等の活動を通じ、カルチャー浸透のエンジンとなっている点を紹介しました。また日立においては、「和・誠・開拓者精神」という創業以来の3つのコアバリューを、DEIの文脈でどのように翻訳していくかという課題にも言及。両社に共通して、カルチャーは企業の持続的成長やイノベーションを生み出す重要な無形資産であり、ERG活動がその推進力となっていることが改めて共有されました。

パネルディスカッション:多様な立場から見たERGの価値と課題

続くパネルディスカッションでは、日立でDEIを担当する上田麻美をモデレーターに、ERGメンバー、アライ、そしてその上司という立場から、以下6名が登壇。それぞれの立場から、ERGの意義や現場でのリアルな声について、幅広い意見が交わされました。

Salesforce
・大竹史雄氏:女性活躍を支援するERGのアライ
・林剛正氏:育児や介護など家族をテーマにするERGのリーダー
・森直之氏:林氏の上司で、自身の部門でERGを推進するリーダー

日立
・中野まお:若手社員ERGのリーダー
・清水俊克:女性のウェルビーイングに関するERG共同代表の上司
・早川幸子:障がいをテーマとするERGメンバーの上司

はじめに、各登壇者が所属するERGの活動内容や自身の役割について紹介。その後、ERGに関わったことでどのような変化が生まれたのか多角的な視点からディスカッションが行われました。実際にERGに参画しているメンバーからは、部署や世代を超えたネットワーク形成や課題を自分ごと化するようになったといった新たな視点の獲得など、個人の成長やモチベーション向上に大きく寄与していることが語られました。また、同じ境遇や想いを共有できる場があるからこそ、心理的安全性向上につながり安心して自分らしさを発揮できるという声も。

画像1: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~
画像2: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~

アライや上司の立場からは、これまで接点の少なかった課題や多様な価値観に触れる貴重な機会となり、チームや組織全体のより良い職場環境づくりに役立っているという意見や部下が抱えている課題について対話することで新しい気づきやマネジメントの基礎につながったといった意見も共有されました。ERGの活動は、個人にとどまらず組織にとってポジティブなインパクトをもたらしていることが明らかになりました! 

画像3: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~
画像4: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~

一方で、通常業務との時間的なバランス、活動の意義を上司や周囲に理解してもらう難しさといったERG活動の位置づけにおける悩みや、イベントなどを主体的に運営することで起こる個人への負担やバーンアウト、地方拠点への浸透といった、現場ならではの課題についても率直な意見が挙げられました。こうした課題に対して、Salesforceでは就業時間の1%をボランティア活動に充てる制度や、コアバリューであるイクオリティへの貢献を業務評価や表彰制度に組み込む取り組みを実施。日立においても、個人目標の5%をDOI(Diversity, Opportunity, and Inclusion)やカルチャー変革に向けた活動に充てる制度など、業務との両立を後押しする仕組みが紹介されました。また、活動の負担を分散するためにコアメンバーを増やす、イベントの優先順位を明確にする、オンラインとオフラインを組み合わせて地方拠点にも広げるなど、ERG活動をいかに持続可能なものにしていくかという視点で、無理なく長く続けるための方法や、誰もが前向きに安心して参加できる環境づくりについて活発な意見交換が行われました。

画像5: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~
画像6: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~

さまざまな課題の当事者に誰もがなり得る中で、安心して頼れる場所を提供するERGは、組織において重要な存在であり、こうしたERGの活動を通してカルチャーが醸成されることで、日常業務においても率直な意見交換や多様な視点での議論が生まれる。そうした積み重ねが意思決定やコミュニケーションの質を高め、結果として業務の成果や組織全体の働きやすさにつながっていることが明らかになり、参加者一人ひとりがより前向きにERG活動に取り組むきっかけとなる、貴重な機会となりました!

クロージング:まずは参加してみる、そして楽しむ

画像1: クロージング:まずは参加してみる、そして楽しむ

イベントの最後にはSalesforceの取締役副社長であり、障がいをテーマにしたERG、ならびにアジア太平洋諸島の出身者やその文化理解のためのERGの両方でExecutive Advisorを務める伊藤孝氏が登壇。企業カルチャーの醸成において、社員一人ひとりの自発的な取り組みに加えて、周囲やその上司、エグゼクティブの支援が欠かせないと語りました。自身もアライとして活動に積極的に関わる中で、多様な立場や価値観に触れ、相手の視点で物事を考えることの大切さを実感していると、自身の体験を交えて紹介。まずは参加してみる・話を聞いてみることが、その一歩になると参加者に呼びかけました。また、活動を長く続けるためには「楽しさ(Fun)」の要素が不可欠であるとし、イベントやコラボレーションを通じてネットワークを広げ、コミュニティを活性化していくことの重要性にも言及。ERGが生み出すつながりやカルチャーが今後さらに広がっていくことへの期待とともに、セッションは幕を閉じました。

画像7: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~
画像8: Salesforce x Hitachi ERGイベント
~広がる、進化する!カルチャーを動かす力~

セッション終了後に実施されたネットワーキングパーティでは、両社の社員が活発に交流。日立のERG Executive Sponsorである、日立の執行役常務 CLO 松村祐土、日立の理事 グループ環境本部長 兼 グループサステナビリティ本部長 津田恵も参加し、組織やERGの垣根を越えた新しいつながりやコラボレーションのきっかけとなる対話が各所で生まれました!本イベント名の通り、カルチャーを動かす力が広がり、さらなる進化の可能性を感じさせる時間となりました。日立そしてSalesforceでは、今後もERG活動をはじめとするカルチャー変革への取り組みを通して、誰もが自分らしく働ける職場環境・組織作りに貢献していきます。

画像2: クロージング:まずは参加してみる、そして楽しむ

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