2023年度支援先団体と支援内容
・一般社団法人Atelier Michaux:企業との協働に向けた団体紹介資料の作成
・一般社団法人全国腎臓病協議会:協議会の活動についてのマーケティング基礎調査
・認定NPO法人フリースペースたまりば:課題整理
・一般社団法人ほやほや学会:「ほや伝道師」の登録制度におけるツール選定と事業計画策定
今年度の取り組み
DSSセクターでは、認定NPO法人サービスグラント※と協働してプロボノを推進しています。その目的は2つ、リソースを生かした社会貢献とイノベーティブな人・組織づくりです。2016年に開始して以来、8回目となる今年度のプロボノには、過去最多となる26名の社員が参加しました!
今年度の支援先は、関東近郊の3団体と、地域創生に取り組む地方の1団体の計4団体。団体の支援依頼内容と社員の想い、スキル、業務経験などを総合的に判断しマッチングの上、4~7名のチームで2か月半の団体支援を行いました。
チームメンバー同士の初顔合わせの場であるオリエンテーションでスタートするプロボノ活動。自己紹介やプロボノへの参加動機を共有しチームビルディングをしながら、支援の方向性を議論した上で、本格的なチーム活動を開始しました。活動期間中は、支援先団体とプロジェクトのスコープをすり合わせるキックオフミーティングや支援先団体およびその他ステークホルダーへのヒアリング、支援先団体への中間提案などをチームごとに実施。定例会を支援先団体の事務所で行うチームや、支援先での活動体験やイベントに参加するチームなど、各チーム、オンラインでの打ち合わせに加えて対面でも積極的にコミュニケーションを図り、支援先団体との関係性を築きながら活動を進めました。
※サービスグラント
11月下旬には、活動のプロセスや支援内容、成果物について社内に共有する成果報告会を開催。約80名の社員がオンライン聴講しました。成果報告会では、今年度の参加者によるトークセッションを中心に参加者の声を通じてプロボノ活動の魅力を共有しました。参加者からは、客観的に提供価値を見極めて形にする力、顧客起点で発想する力が身についたなどのコメントがありました。また、管理職の参加者は、人を育てる立場から見たプロボノのメリットとしてプロボノは自分の枠を超えて挑戦できる機会であり個人の成長を促す活動であると語りました。
報告会実施後のアンケートでは聴講社員の100%が内容に満足したと回答し、プロボノの意義を共有する良い機会となりました。
支援先団体からは「第三者視点で作成いただいた成果物が団体の財産になった」などの感謝であふれる温かいビデオメッセージをいただき、今年度も支援先団体の今後の発展につながる有益な成果をもたらす活動となりしました。
支援先団体、参加者双方にとって有益な活動であるプロボノ。
DSSセクターでは、これからもプロボノ活動をはじめとする社会課題に触れる機会を社員に提供し、イノベーティブな組織・人づくりを推進していきます。