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優秀な若手エンジニアとしてアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS)が選出する2024 Japan AWS Jr. Champions(以下、Jr. Champions)に日立からマネージド&プラットフォームサービス事業部デジタルサービス本部 浜中さんエンタープライズソリューション事業部ロジスティクス・リテールソリューション推進本部 原田さんの2名が選出されました!若手エンジニアの憧れの的とも言われているJr. Championsに選出された方の素顔は?普段どのような業務をしているのでしょうか?選出されて間もなく、浜中さんと原田さんに受賞の感想や今後の活動予定などインタビューしました。また、お二人が登壇した日立とAWS共同開催のイベント「Hitachi事例祭り」の様子もご紹介するのでぜひ最後までお楽しみください。
画像: 左から、マネージド&プラットフォームサービス事業部デジタルサービス本部 浜中さん、 エンタープライズソリューション事業部ロジスティクス・リテールソリューション推進本部 原田さん

左から、マネージド&プラットフォームサービス事業部デジタルサービス本部 浜中さん、
エンタープライズソリューション事業部ロジスティクス・リテールソリューション推進本部 原田さん

Jr. Championsとは

「Japan AWS Jr. Champion Program」とは、AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、社会人歴1~3年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の認定プログラムです。このプログラムでは、AWSに関する技術的なチャレンジやコミュニティへのリードなど、周囲に影響を与える力や貢献度が評価されます。Japan AWS Jr. Championsに選ばれるエンジニアは、一定の技術力を持ち、組織内のAWSコミュニティをリードし、Japan AWS Top Engineers、ひいてはJapan AWS Ambassadorsになることが期待される方々です。

Jr. Championsに選出されると、限定Meetup(イベント)に招待され、AWS主催のコミュニティ活動に参加できます。Meetupとは、毎月開催されるコミュニティイベントであり、Jr. Champions同士の交流に加え、特別セミナーやライトニングトーク、ワークショップなど、インプットとアウトプットの機会が提供されます。

浜中さんと原田さんにインタビュー!

—所属と業務内容を教えてください。

浜中さん:2021年に入社し、現在4年目です。私が所属するマネージド&プラットフォームサービス事業部 デジタルサービス本部は、デジタル技術を駆使して、お客さまのデータ利活用やサプライチェーン高度化を支援しています。私は、その中で、データ利活用基盤「Hitachi Intelligent Platform (HIPF)」を活用したシステムの構築を担当しています。例えば、飲料メーカーのお客さまのスマート工場において、工場の生産系データを紐付けて加工し、ペットボトルの高度なトレーサビリティーを実現することに携わりました。現在、エンタメ業界のお客さまにデータ利活用の基盤を導入する案件では、ETL*の開発をメインで担当しています。

画像1: 「Japan AWS Jr. Champion」に選出された若手エンジニアにインタビュー!

*データベースなどに蓄積されたデータから必要なものを抽出し、目的に応じて変換し、データを必要とするシステムに格納する技術

画像2: 「Japan AWS Jr. Champion」に選出された若手エンジニアにインタビュー!

原田さん:私も入社4年目で、エンタープライズソリューション事業部 ロジスティクス・リテールソリューション推進本部に所属しています。私の部署は、物流・小売業のお客さまを中心にデジタル技術やソリューションを用いて顧客課題を解決し、業務効率化やDX推進を行っています。1年目はドラッグストア向けの需要予測・自動発注システムの構築を行っていました。2年目からは、流通業のお客さま向け倉庫内可視化システム/データ分析基盤の構築プロジェクトを担当し、現在も本システムの運用保守や追加改正のプロジェクトに入っています。倉庫内可視化システムは、文字通り、お客さまの倉庫内のデータをサイバー空間上で蓄積・可視化し、将来予測や作業の最適化に活用し、倉庫全体の運用効率を高めるシステムです。

—AWSのどの資格をお持ちで、どのように知識を習得しているのか?

浜中さん:
元々ローカル5Gを扱う部署に所属し、エッジコンピューティングに取り組んでいたためAWSを利用する機会が少なかったのですが、上司の勧めでAWSを使い始めました。最初は全くAWSに関する知識がなかったので、まずは全体像を理解するために日立アカデミーのオープン研修である「Architecting on AWS」という研修を受講しました。すっかりAWSの利便性やサービスアップデートの迅速さと進化速度に感動し、AWSの道を始め、昨年、AWS認定資格をすべて保持しているAWSエンジニアを表彰する「2024 Japan AWS All Certifications Engineer」をめざし、今年認定されました!業務時間の合間を縫って、書籍やオンライン講座で勉強しました。

原田さん:
私は、Cloud Practitioner (基礎)と中級レベルの資格の計4つの資格を取得しました。資格取得のためには、日立アカデミーの研修を受講しました。バウチャー付きの研修もあるので、費用などの負担がなく、資格を取得できたのはよかったです。もちろん座学も大事ですが、自分で触らないとわからないものも結構あります。

—AWSの知識を深めるうえで何がモチベーションなのでしょうか?

浜中さん:
AWS All Certifications Engineerに挑戦した理由は、若手でこのタイトルを持っている方は少ないので、仕事するうえでチャンスになると思ったからです。実際に仕事を任せてもらう機会が増えました!

原田さん:
入社後の2年間、フロントSEとして要件定義や構築の設計をする際、「経験」がものを言う部分があり、役に立てず悔しい思いをしてきました。年次が上の方は、オンプレミスについては詳しいのですが、クラウドは近年ものすごいスピードで進化してきた分野なので、詳しい方がそこまで多くない状況です。この分野なら活躍できる分野だと感じ、社内でも評価してもらえるのではと考え、AWSの勉強に励みました。実際に、上司からAWSの話題を振られることが増え、自身の知識を生かして興味のある分野の仕事を引き受ける機会が増えています!

画像: 浜中さんと原田さんにインタビュー!

—AWSの知識はお仕事にどのように役立っていますか?

浜中さん:
実務経験だけでは断片的な知識がつきがちで網羅性を欠いてしまうのですが、資格勉強することで全体像を把握でき、体系的に知識を整理できることに役立っています。その結果、お客さまの要件を聞く際に、実現できそうなAWSのサービスの組み合わせをイメージしやすく、設計・開発に生かすことができています。お客さまの要件を聞く際に、サービスの組み合わせをイメージしやすくなりました。

原田さん:
私もAWSについて広く学ぶことで、AWSサービスの特性や制約をよく理解できるようになったと思います。その知識はAWSを活用したサービスをお客さまに提案する際にものすごく役立っています。例えば、サービス毎に独自の制約があるため設計時にはそれらをきちんと考慮する必要があります。お客さまにシステムを提案する際に、AWSを学んでいるおかげで、お客さまの要望をかなえる上でつまずきそうなポイントや足枷となりうる点を予測し事前にお伝えすることでスムーズに検討を進めることができます。

—Jr. Championsとして活動するこの1年間の目標を教えてください。

原田さん:
たくさん目標があります!まず、人前で発表することが得意ではないので、克服するためにイベント登壇の回数を増やし、AWSのビジネスや知識を社内外問わず積極的に発信していきたいです。また、「使用者に感動や喜びを与えられるモノやサービス」を作りたいという強い想いがあります。圧倒的な使い勝手の良さや行き届いたきめ細かなサービス等の感動や驚きを実現するには、幅広い分野の知識を身につけるという個人的な成長も必要ですが、様々な強みを持った方々の力を借りて協力しながら”良い”モノやサービスを作つくれる人財に成長する必要があります。そのために、JAWS-UG などAWSが提供するクラウドコンピューティング利用者の集まりに顔を出し、色んな方との関係を構築したいです。

浜中さん:
悔いのない1年にしたいです。AWSと日立が共同開催している「Hitachi 事例祭り」や「Hitachi AWS感謝祭」など色んなイベントが年間を通じて開催されているのでそのような場で登壇したいと考えています。また、原田さん同様、JAWS-UGにも積極的に参加したいです。

「Hitachi 事例祭り」登壇に密着!

お二人がAWS Jr.Championsとして初めてイベント登壇の場である「Hitachi事例祭り」に密着しました!このイベントは、AWSの活用事例を日立社員向けに紹介するものです。今年は7月11日にAWSのオフィスにてハイブリッド形式で開催され、浜中さんと原田さんはこの場でAWSを活用した事例を紹介しました。

ステージの上でコンピューターを使っている人達低い精度で自動的に生成された説明原田さんは、倉庫内可視化ソリューションにおいてAWSのCI/CDを構築された経験についてご説明しました。CI/CDの機能化の利点や直面した課題について実体験を交えながら語りました。

画像3: 「Japan AWS Jr. Champion」に選出された若手エンジニアにインタビュー!
画像4: 「Japan AWS Jr. Champion」に選出された若手エンジニアにインタビュー!

浜中さんは、製造業サプライチェーントレーサビリティを実現するためにプラットフォーム上にAWSサーバレス構成の業務アプリを開発したご経験について発表しました。AWSサーバレス開発のポイント、アプリ製品としての汎用化と個別要件の両立で苦労したことについて語りました。

お二人とも発表前は緊張されていたようですが、発表中はご自身のご経験について自信を持って語っていました!参加者からのご質問にも冷静にご回答されていたお姿が印象的でした。

以上、Jr. Championsのご紹介でした!お二人の1年間のご活躍が楽しみですね。

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