2025年12月10日、横浜市立戸塚中学校2年生の生徒を横浜事業所にお招きし、職業体験プログラムを開催しました。本プログラムは、「ITの知識を生かし、IT人財不足の課題に貢献したい」との想いから、社内の有志グループが企画したものです。

職業体験の様子
有志社員による会社説明――日立が携わる分野は幅広い!
イベントの開会にあたり、有志グループのメンバーよりご挨拶。「どのようなことに興味があり、どのような仕事に就きたいかを考える年齢になったと思います。今日は楽しみながら、将来のことを考える機会にしてください」と生徒たちに呼びかけました。続いて、会社説明を実施。「日立のことを知っている人?」との質問に生徒全員が手を挙げましたが、「日立は単なる家電メーカーではなく、IT、エネルギー、医療、鉄道など多岐にわたる分野で社会に貢献するグローバル企業です」との説明に、生徒たちは「イメージが違う」と驚いた様子でした。

開会の挨拶で「今日は楽しんでくださいね」と優しく生徒に語り掛ける有志社員

有志グループメンバーの自己紹介でアイスブレイク!

有志社員による会社説明。終始ニッコリ笑顔の表情に、生徒の皆さんも緊張がほぐれた様子でした!
グループワーク――生徒たちがITエンジニアに?!
プログラムの中盤では、「クイズアプリの機能を改善し、より良いアプリにしよう」をテーマに、生徒たちがITエンジニアの業務を模擬体験するグループワークを実施。生徒たちは実際にクイズアプリをプレイし、「出てくる問題が難しすぎるので、簡単な問題も入れたい」「クイズの回答後に正解を確認できるようにした方が良い」など、さまざまなアイデアを出し合いました。その後、改善案をもとにアプリの実装・テストを実施。各グループにはメンター社員がつき、生徒たちは安心してグループワークを楽しんでいる様子でした。
グループワーク後は、有志社員のリードをもと、グループごとに検討したアイデアやその中で優先的に取り組んだ改善案とその理由、課題に取り組む中での工夫点や難しかった点を共有し、実装のデモも紹介しました。発表では、「簡単なクイズも追加し、クイズの難易度に応じて配点を変えました」「クイズの回答が不正解だったとき、猫のキャラクターに正しい回答を解説させてユーザーが楽しめるようにしました」など、ユーザー視点での改善案が共有されました。

今回のプログラムを開発した有志社員によるグループワークのルール説明

クイズアプリの画面
生徒たちはアプリをより良くするアイデアを検討!

グループワークの様子
各グループに社員がつくので安心!

生徒によるグループ発表の様子
大勢の前で恥ずかしそうにしながらもしっかりとアイデアを発表!
日立社員との交流会――大人顔負けの質問も!
イベントの後半では、日立社員が生徒からの質問に答える交流会を実施。生徒からは、「ITエンジニアになるためにはどんな能力が必要ですか?」「なぜ今の仕事を選んだのですか?」「普段、仕事でどのようなことを意識していますか?」といった率直な質問が投げかけられました。それに対し、社員は、「困ったときは一人で抱え込まずに助けを求め、逆に誰かが困っているときは助けてあげるなど、皆で協力し合うことはどんな仕事でも大切」「自分が何をやりたいかという想いを大切にして職業を選ぶことも重要」「ユーザー視点で開発を行うことを意識している」など、生徒にも分かりやすいよう、丁寧に回答しました。ほかにも、「働く前(学生だった頃)と働いた後の仕事の捉え方の違いを教えてほしい」といった大人顔負けの質問もあり、入社3年目からベテラン社員まで揃うパネリストから、「良い質問だなぁ」と感心の声が漏れていました!このような中学生からの質問の受け答えを通して、パネリストからは「中学生からのまっすぐで本質的な問いかけに、自分自身も仕事観を問い直す学びを得た。交流を通じて“哲学対話”のような深い対話が生まれ、とても刺激的だった」と感想をいただきました。
最後に、有志グループの代表より、「やりたいことや得意なことを仕事にすることで、やりがいやモチベーションが高まり、毎日が楽しくなります。仕事で嫌なことがあっても、きっと頑張れるはずです。まずは、自分が何をしたいのかを書き出して確認してみてください。今回の体験をきっかけに、将来について少しでも考えてもらえたら嬉しいです」とのエールを送り、職場体験プログラムは締めくくられました。

素朴な疑問から大人顔負けの質問まで…生徒からの意外な質問に社員の皆さんからは思わず笑みがこぼれていました!

生徒からの質問に答える社員の様子
生徒の皆さんからの主なコメント(抜粋)
- たくさんの視点をもち、利用者が何を求めているのかを考えるのは大変だと分かった。
- 職場体験を通して、真剣に取り組むことの楽しさを学んだ。真剣に取り組むことで、完成した時に達成感を感じた。
- チームで作業するには期日に間に合わせることが大切と学んだ。
- 出てきたアイデアの中から、何を優先的に取り組むかを考えることが重要と知った。
生徒の皆さんからはこのような声が寄せられ、今後のキャリア形成に向けた貴重な機会となったようです。



