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日立のデジタル部門では、環境ビジョンのひとつである「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて、生物多様性保全活動や従業員向けの体験型環境教育を実施しています。

2月14日(土)、春の気配を感じる穏やかな陽気の中、東京都の八王子大谷緑地保全地域*1(以下、大谷緑地)において、「東京グリーンシップ・アクション*2 」の制度を活用し、日立グループの従業員とその家族43名が森林保全活動を行いました。大谷緑地での活動は、昨年に引き続き2回目となります。活動にあたっては、大谷緑地で保全活動を行うボランティア団体である八大緑遊会の皆さまにご指導いただきました。
*1 東京都は、「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づき、都内に残る良好な自然地(山地の森林、丘陵部の里山、市街地近郊の雑木林など)を「保全地域」として指定しています。そのひとつが八王子大谷(おおや)緑地保全地域です。
*2 東京グリーンシップ・アクション:企業、NPOなどおよび東京都が連携して行う自然環境保全活動事業。八王子大谷緑地保全地域では東京都、NPO法人緑サポート八王子、日立製作所の3者で協定を結び活動しました。

活動は、約10人ずつの大人班3班と親子班1班に分かれて、時間配分を行いながら以下のプログラムを進めました。

  1. 自然観察
  2. 下草刈り
  3. 伐採(大人班は木の伐倒、親子班は細い木の伐採)
  4. 階段補修(大人班のみ)
  5. 木・竹の工作(親子班のみ)

参加者全員が活動の最初に自然観察をしながら、大谷緑地で行われている萌芽更新*3について説明を受けました。この方法は、種から育つ実生よりも成長が早いとされています。こうした仕組みが明るい雑木林を維持するうえで大切だと理解したうえで、それぞれの作業に取りかかりました。
*3 萌芽更新(ほうがこうしん)は、成長した木を切って切り株から出る新しい芽を育てて雑木林を再生する方法の一つ。

今回は下草刈りや伐倒の他に、資源循環の一端である階段補修に初めて取り組みました。大谷緑地の中央には、丸太を横向きに配置して土留めをして作られた階段が設置されていますが、老朽化と損傷があり、補修が必要な状況でした。そこで、保全活動で伐倒した木を活用し、30段以上の階段を補修しました。階段は周辺住民も通行するため、歩行の安全にも寄与することができました。
参加者は伐倒した木を利用した階段補修を通じて、里山における資源循環の一端を体験しました。また、伐倒や下草刈りなどの保全作業を通じて、里山の保全が容易ではないことを実感したようです。

後日、参加者からは「環境活動に取り組むことは重要であり、また、子どもにも小さいうちからそのような意識を持たせるきっかけにもなり有意義でした。」「ボランティアとして地域の保全活動に従事されている方々のご苦労を少しだけ感じることが出来ました。」「森林に手を加えて守っていく理由などもわかり、個人的にも何らかの環境保全に役立てていければと思いました。」などの感想が寄せられました。

今後も、現場で体験する生物多様性保全活動を継続してまいります。 

画像: 自然観察で大谷緑地の特徴を解説いただきました

自然観察で大谷緑地の特徴を解説いただきました

画像: 下草刈りを行うことで、陽の光で地面が温められ、春に草花を芽吹かせます

下草刈りを行うことで、陽の光で地面が温められ、春に草花を芽吹かせます

画像: 倒す木は直径20cmほど、まずは受け口を作ります

倒す木は直径20cmほど、まずは受け口を作ります

画像: 倒す木に追い口を入れながら、チームでロープを引き、倒す方向を調整します

倒す木に追い口を入れながら、チームでロープを引き、倒す方向を調整します

画像: ナタの使い方を学び、杭も作りました

ナタの使い方を学び、杭も作りました

画像: 丸太を横向きに配置して杭で固定して階段を作ります

丸太を横向きに配置して杭で固定して階段を作ります

画像: 親子班は安全確保のため伐採する木の周りの草を刈ります

親子班は安全確保のため伐採する木の周りの草を刈ります

画像: 子どもたちは小木の伐採を体験しました

子どもたちは小木の伐採を体験しました

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