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Hideyuki Hatanaka畑中 秀行

日本各地の列車運行システムを手掛け、
モノづくり、匠の世界を知るミスターOT。100%が当たり前のOTの世界で、
いかに生成AIを普及させるか。彼の新しい使命が始まる。

写真:畑中 秀行
所属
日立製作所 社会ビジネスユニット 制御プラットフォームAX推進センタ センタ長
専門分野
鉄道などの制御システム(OT)
プロフィール
日立製作所入社後、インフラシステム開発に従事。列車運行を制御するシステムを担当し、プロジェクトリーダーとしてシステム検討、機能設計、実装そして現地システム稼働まで一連の開発業務を実施。また、高速鉄道向けシステム、高密度鉄道向けシステム、海外鉄道向けパッケージ開発も経験してきた。
現在は各種インフラ向けシステム開発を高効率化するための生成AI活用推進を取り纏める。
あなたにとって「生成AI」はどんな存在?
ペニシリンの登場で医療が大きく変化・進歩したように、生成AIはITを大きく変化・進歩させる存在であると感じています。人々の暮らし、考え方、行動、習慣まで変える力があると思います。
生成AIを初めて使った時の感想を一言で
今までITはあくまでもツールでしたが、いよいよ相棒になる時が来たのかも知れないと思いました。一方で、この技術は人の能力を拡張するものなので、このパートナーとどう組むか(使いこなすか)によってパフォーマンスに差が出ると思いました。また、組織としてどう効果を発揮させるかを見極める事が事業成長に大きく影響すると感じました。
とっておきの生成AI活用術は?
業務の記録を分析させ、この結果から自分の取扱説明書を作成しています。自己フィードバックに活用し、メンバー間での共有も行っています。
プライベートでの生成AI活用法は?
大切な人へ贈る文章を受け取った人がどのように感じるか批評してもらっています。特に厳しめの条件設定がお勧めです。
生成AIを使ってどんな業務課題の解決に取り組んでいる?
エキスパートが日々の業務遂行において得た経験は貴重な知の財産でありOTの中核と考えています。システム開発などのプロジェクトにおいてこの知は欠かせないものです。しかしながら、これらは個人個人に内在していることも多いため、ナレッジの蓄積・伝承および人財育成を妨げ、開発効率を低下させる原因となるケースが散見されます。私は生成AIの活用により、OTナレッジの蓄積と体系化を促進し誰もがアクセスしやすい環境を整えシステム開発を高効率化することに取組んでいます。
今後、生成AIを使って挑戦したいことは?
私が携わってきた鉄道システムにおいて「正確」であることは極めて重要な技術要素でした。一方、生成AIは厳格な正解を導く技術ではありません。一見するとOTシステムと生成AIは相容れない技術にように感じられます。しかし、日立のOT分野には、新しい技術の取込みと正確性の確保を両立させるため、工夫を積上げて来た歴史があります。私はこの先人の知恵と努力を引継ぎ、生成AI取込みによる新しい制御システム実現に挑戦したいと考えています。
座右の銘は?
丁寧
趣味は?
ドライブとスキー。雪がない季節はドライブをして、雪があるうちはスキーをします。ちなみに7月まではスキーです。裏の趣味はマンガを読む事です。
自分の性格を一言でいうと?
理屈っぽい かな・・・。
子どもの頃の夢は?
漢字の書き取りテストをなくしたい。
生まれ変わったら何になりたい?
漫画家か脚本家になりたいと思います。
「私は○○ランキング日立Top3」さて、何ランキング?
スキー場に遅く(季節)までいる
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