生成AIやロボットの導入で業務効率は一気に高まりました。しかし、デジタル化だけでは「企業の持続的な成長」は語れません。鍵を握るのは「人にしかできない仕事」をどう生み出し、従業員が幸福を感じながら力を発揮できる環境をつくるかです。
今回お招きするのは、分身ロボット「OriHime」の開発者であり、孤独を解消するロボット開発者 吉藤オリィ氏と、日立製作所のフェローであり、ハピネスプラネットの代表取締役CEOとして人が幸せに生きる条件をデータで探究する科学者 矢野和男です。
本ウェビナーでは、吉藤氏の特別講演のほか、日立製作所 Lumada Innovation Hub Senior Principalの加治 慶光をモデレーターに、吉藤オリィ氏と矢野和男の二人が提唱する、デジタル(テクノロジー)とハピネス(人の感情)を両輪にした企業変革を語り合います。
開催概要
- 日時:2025年8月1日(金)13:00-14:30
- 参加:無料(オンライン)
- 主催:株式会社日立製作所
- お申し込み期限:2025年8月1日(金) 14:30まで
- お申込みはこちら >登録ページ
登壇者

ゲスト
吉藤 オリィ(よしふじ おりぃ)氏
株式会社オリィ研究所 共同創業者 代表取締役所長 CVO
「孤独を解消する。」分身ロボット「OriHime」の開発者であり、株式会社オリィ研究所代表として、人と人との“つながり”をテクノロジーで支える活動に取り組む。生活環境や入院、身体障がいなどの様々な理由で外出の難しい「移動困難者」が、分身ロボットをリモートで操縦して、仲間とともに生き生きと働くことできるカフェ「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」を運営。世界的権威を持つメディアアートの祭典「Ars Electronica」が主催する「Prix Ars Electronica 2022」において、デジタルコミュニティ部門の最高賞である「Golden Nica(部門最高賞)」を受賞。

パネリスト
矢野 和男(やの かずお)
株式会社日立製作所 フェロー 兼 株式会社ハピネスプラネット 代表取締役CEO
人が幸せに生きる条件をデータで探究する科学者。ウェアラブルセンサとAIで幸福と生産性の関係を解明し、「幸せ」を軸とした経営と社会づくりを提唱してきた。現在はスタートアップ「ハピネスプラネット」CEOとして、為末大氏や山口周氏らと対話型AI「Bunshin」を開発し、日立版両利きの経営を体現している。

モデレーター
加治 慶光(かじ よしみつ)
株式会社日立製作所 Lumada Innovation Hub Senior Principal
富士銀行、広告会社を経てケロッグ経営大学院MBA修了。日本コカ・コーラ、タイム・ワーナー、ソニー・ピクチャーズ、日産自動車、オリンピック・パラリンピック招致委員会などを経て首相官邸国際広報室へ。その後、アクセンチュアにてブランディング、イノベーション、働き方改革、SDGs、地方拡張等を担当後、現職。2016年Slush Asia Co-CMOも務め日本のスタートアップムーブメントを盛り上げた。
本ウェビナーシリーズについて
デジタル技術を活用した価値創出や社会課題解決に取り組む皆さまへ、各界のエキスパートと、日立のDXメンバーの知見の掛け合わせにより、新たな気づきをお届けするウェビナーシリーズ。
過去のウェビナーの内容はこちらから
◆第1回
元日本代表監督の栗山 英樹氏をお迎えし、サステナブルな地域創生に必要なマインドや、地域の課題解決とビジネスを両立させる難しさなどについてディスカッションが展開されました。
◆第2回
第2回は、世界的建築家の坂 茂氏をお迎えし、地域の特長や魅力を最大限に引き出して、産官学などのステークホルダーの共感を得ながら、新たな価値を協創する方法を探りました。
◆第3回
日本を代表するアーティストのEXILE 橘ケンチ氏と地域創生や社会課題解決における重要な共通項について探求し、持続的な活動を推進するためのビジネス的アプローチを検討しました。
◆第4回
研究者の山口周氏をゲストとして、「生成AI×ヒューマニティ」をテーマに生成AIの可能性や課題、ユースケースについて語り、ビジネスにおいていかに活用できるか、ヒントを提供しました。
◆第5回
早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏をお迎えし、「両利きの経営」をテーマに、企業のサステナブルな成長に必要なイノベーション創出のあり方と、デジタルとデザインの融合について語り合いました。
◆第6回
IGPIグループ会長 兼 日本共創プラットフォーム(JPiX) 代表取締役会長 冨山和彦氏をお迎えし、「企業変革と価値創造」をテーマに日本企業の飛躍に向けた価値創造のためのDXとCX、日本の強みを生かすCXについて語り合いました。