Masayuki Morohashi諸橋 政幸
日立のトップデータサイエンティスト。
データ分析コンペで世界3位を獲得、日立のCMにも出たことがある。
仕事後も休日も趣味でデータ分析をしている人。
若手データサイエンティストの憧れの存在。
- 所属
- 日立製作所 デジタルエンジニアリングビジネスユニット Data&Design Generative AI事業推進センタ シニアAIエキスパート
- 専門分野
- データサイエンス
- プロフィール
- 1999年に日立製作所へ入社。2012年にデータ分析部署に所属し、データ分析を使って顧客課題を解決する業務に従事。分析経験ゼロからスタートし、約12年間の実務経験を経て今に至る。職種はデータサイエンティスト。2023年頃から生成AIにも着手し、生成AIを活用したユースケースの検討支援や、RAGチューニングを支援するサービスを提供。趣味として分析コンペティションに参加しており、分析コンペ歴は約8年。Kaggle称号はMaster。Kaggle Days Championshipで3位入賞。このほかにも、SIGNATEの創薬コンペで優勝、Nishikaのレコメンドコンペで2位といった入賞歴あり。
- 生成AIを初めて使った時の感想を一言で
- 当時は「自然な会話文はまだAIでは作れない」と思っていたので、最初触ったときはものすごい衝撃でした。世界を巻き込んだ壮大なドッキリで、実は裏に1,000人くらいのおじさんが居て、世界中から届くチャットの回答を人手で捌いているのではないかと思っていました。
- プライベートでの生成AI活用法は?
- 分析コンペティションに参加しているのですが、スコアを上げるためのアイデア出しや、そのアイデアを実装したPythonコードを作ってもらうのに活用しています。いまでは分析時には欠かせない良き相棒になっています。
- 生成AIを使ってどんな業務課題の解決に取り組んでいる?
- お客さまの業務効率化のために生成AIを活用しています。この1年で特に多かったのは、RAGを活用した問合せ対応の効率化になります。最近は、AIエージェントを活用することでより複雑な業務を自動化・効率化するようなものが増えています。
- 今後、生成AIを使って挑戦したいことは?
- 顧客課題のヒアリングや、データ分析・モデリング、報告書作成などのデータサイエンティストの業務を、AIエージェントに代行させたい。さらには、自分をコピーしたAIエージェントを作ることで、データ分析業務に加え、会議やメール・資料作成などの自身の業務をすべてやらせてゴロゴロしたい。
- 趣味は?
- 卓球、ゲーム、データ分析
- 休日の過ごし方は?
- 分析コンペ